平均足スムーズドとは?
平均足はデフォルトでMT4にインストールされているインジケーターですが、このMT4デフォルトの平均足をさらに平均化し、方向性の判断をしやすくしたインジケーターが【平均足スムーズド】になります。MT4チャートのローソク足がスムーズに分かりやすく表示され、移動平均線(MA)の一種になります。
複雑なローソク足の動きが分かりやすく表示されるため、MT4を使い始めの初心者の方にも人気があるインジケーターです。シンプルなインジケータでありながら、上級者トレーダーにも人気がありますので、どのような取引スタイルでも対応できる柔軟性の高いインジケーターです。
平均足スムーズドの特徴
平均足スムーズドは、MT4デフォルトインストールの平均足よりも平滑化されますので、MT4チャートのレートの動きに対しての反応はスローです。つまり値動きに敏感なのはMT4デフォルトインストールの平均足ですが、この平均足スムーズドは目先の値動きと言うよりも、相場の流れを判断するために利用するインジケーターと言えます。
もちろん使い方によってはエントリータイミングの判断にも利用できますが、それはスタイルによって効果は変わってきますので、まずは実際にMT4にインストールし、使ってみて下さい。
また本体の長さが連続的に変わるのも、平均足スムーズドの特徴です。下のMT4チャート画像をご覧頂ければ一目瞭然で、トレンドが強く伸びるほど本体の長さが長くなり、トレンドの勢いが弱くなれば、徐々に本体が短くなってきます。つまりこの本体の長さで、相場の勢いや方向性転換の判断材料になります。
平均足スムーズドのデメリットと解決方法
上記のMT4チャートをご覧頂くと、この平均足スムーズドの方向の転換(赤と青の色の転換)だけでトレードすれば勝てそうに見えますが、ローソク足を平滑化する事で、方向性が頻繁に変わるレンジ相場では、移動平均線と同じように機能しにくくなるのが、このインジケーターのデメリットなのです。
つまりレンジ相場で平均足スムーズドの方向の転換だけでトレードしてしまいますと、連敗するリスクが高くなってしまいます。このインジケーターに限らず、「ダマシ」を完全に回避する事は出来ませんので、MT4チャートの落とし穴にははまらないように他のインジケーターと組み合わせるなどの対策が必要です。
効果的にMT4インジケーターを利用するには、複数のMT4インジケーターの組み合わせが重要になります。具体的な複数のMT4インジケーターの組み合わせについては、別ページで解説しますが、インジケーターを組み合わせるという事は、お互いのインジケーターのデメリットを補い合うという事です。つまり平均足スムーズドに関して言えば、このレンジ相場での「ダマシ」を、少しでも減らす効果のあるMT4インジケーターと組み合わせるべきなのです。
平均足スムーズドのパラメーター設定
まずは平均足スムーズドをMT4にインストールする時のパラメーター設定です。
平均足スムーズドのパラメーター設定項目は次の4つです。
1.MAMethod(MAの種類)
2.MAPeriod(MAの期間)
3.MAMethod2(MAの種類)
4.MAPeriod2(MAの期間)
すでに解説した通り、平均足スムーズドはまずはMT4チャートのローソク足を平均化し、それをさらに平均化したインジケーターです。つまり2段階で平均化しているわけです。
この4つのパラメーターのうち1.MAMethodと2.MAPeriodが第1段階の平均化のパラメーターで、3.MAMethod2と4.MAPeriod2が第2段階のパラメーターです。MAの種類番号は以下の通りです。
0=SMA
1=EMA
2=SMMA
3=LWMA
つまり2段階ごとに使用するMAの種類と期間を設定できるわけです。
デフォルトの数値は上から【0,1,3,2】になっていますが、最適な数値はトレード手法によってもトレードスタイルによっても違ってきます。まずは設定項目の内容を理解しておいて下さい。管理人の場合は【1,5,1,10】で設定しています。
先ほどこの平均足スムーズドは値動きと言うよりも、相場の流れを判断するためのインジケーターと解説しました。しかしこのMT4で使用するパラメーター設定で「期間」を変えることで、エントリータイミングを取るインジケーターにもなり得ます。
期間の数値を大きくすれば長い期間を見る事になり、インジケーターの動きは滑らかになります。逆に数値を小さくすれば、動きは敏感になります。MT4チャートでトレードする場合、移動平均線の種類よりも、この期間設定の方が重要になります。
平均足スムーズドのトレード例
MT4でトレードする場合、移動平均線の代わりにこの平均足スムーズドを利用する方法があります。つまりMT4の期間設定を変え、長期・中期・短期で3本のインジケーターの方向性が同じ場合にエントリーするという使い方です。
以下のMT4チャートの画像は、MAMethod2の期間だけ変えて表示しました。
長期=【1,5,1,10】 中期=【1,5,1,50】 短期=【1,5,1,100】
移動平均線では判断できない「色の転換」が分かりますし、平均足の本体の長さで、相場の強さも判断できます。移動平均線は、ライン同士のクロスでトレード判断をしますが、この場合は「3本のラインの色が揃ったらエントリーする」という判断が出来ます。ただ移動平均線と同じくレンジ相場では機能しませんので、トレンド相場を見極めるインジケーターを組み合わせる事が効果的です。
平均足スムーズドのダウンロード
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MT4とインジケーターのミニ知識<取引会社によってMT4の動きは違う>
初心者の方からよく質問を頂きますが、同じMT4でも取引会社によって値動きは違います。これは同じMT4でもレートの入手先は違いますし、スプレッドも異なるからです。
初心者の方はよくテレビのニュースで流れる為替レートとMT4でトレードする為替レートは同じだと思っている方もいますが、全く違うのです。ただ取引会社のMT4ごとにレートが違うと言いましても、レートがわずかに違うだけで、為替レートの値動き自体は同じです。A社のMT4ではUSDJPYは上昇でも、B社のMT4でUSDJPYが下降しているという事はあり得ません。
デイトレード以上の中長期トレードを行っていればそれほどその差は問題にはなりませんが、超短期のスキャルピングとなれば、0.1pipsの差が勝敗を分ける事もあります。取引会社を選ぶ時はボーナスやランキングなどだけで選ばずに、しっかりと自分の取引スタイルに合った取引会社を選ぶようにしましょう。
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