MMARとは

MMARは18本の移動平均線(MA)を表示させたMT4インジケーターで、GMMAと同じようなビジュアルになっています。
参考ページ:スーパーGMMAが相場の方向性をはっきりと教えてくれる!

トレード判断で必要なのが「方向性(環境認識)」「タイミング」そして「ボラティリティ(値動きの大きさ)」をMT4で分析する事ですが、MMARインジケーターはこの3つの要素を兼ね備えており、シンプルにトレード判断をしたい方には最適なインジケーターです。

 

MMARの特徴

トレード方法については後で解説しますが、MMARの最大の特徴が、世界中のトレーダーに利用されている移動平均線だけで構成されているという事です。移動平均線は世界中で最も多くのトレーダーに使われているインジケーターと言っても良いほどです。それだけ多くのトレーダーに使われているという事は、MT4でもトレード判断にも使われているという事になります。つまりFXで勝つためには移動平均線は欠かせないインジケーターであると言っても過言ではないのです。

これはGMMAにも言えるのですが、シンプルなインジケーターの方が実は勝てるのです。しかしその「優位性」と「特徴」を理解し、使いこなせていないから勝てないのです。それだけ効果的なインジケーターである移動平均線を、ただの「線」ではなく、「形」として相場の動きを判断できるようにしたインジケーターですので、優位性の高さは言うまでもありません。

この後で手法について解説しますが、MT4チャートで18本の移動平均線の動きや形を見慣れてくれば、目先の値動きだけでなく、相場の流れの中での値動きが分かるようになります。

 

MMARとGMMAの使い分け

MMARとGMMAはビジュアル的にも機能的にも似てはいますが、特徴的に次の違いがあります。GMMAは長期と中期(スーパーGMMAは短期・中期・長期)の6本を1つのまとまりと考え、その位置関係がトレード判断のポイントになります。一方MMARは18本の移動平均線がひとまとまりになっているため、位置関係よりもその18本の移動平均線の形自体がトレード判断のポイントになります。

MMARとGMMAの比較

つまりGMMAはゴールデンクロスやデッドクロスなど、移動平均線の延長的な使い方がメインになりますが、MMARは移動平均線と言うよりも、MT4にデフォルトで搭載されているMACDに近いイメージで使うと良いでしょう。

 

MMARのパラメーター設定

MMARのパラメーター設定は【MA_Period】【MA_Slide】【MA_Shift】の3つですが、パラメーター設定を変える必要はありません。

MMARのパラメーター設定

 

MMARはMT4のパラメーター設定にこだわるよりも、その形や動きに慣れる事が勝つコツです。移動平均線で期間を変えて18本も使っているわけですから、パラメーターを少し変えたところで、その結果はほとんど変わりません。短期・中期・長期でトレードスタイルを変えたいのであれば、パラメーター設定ではなく、時間足を変えてみてトレードを行った方が効果的です。

 

MMARのトレード例

MMARは数少ない単独でもトレード判断が出来るMT4インジケーターです。その分相性が良くないインジケーターと組み合わせてしまうと、逆効果になりやすいインジケーターでもあります。ここではMMAR単独で使うトレード方法と平均足を使うトレード手法をご紹介します。

 

MMAR単独での手法

大きな方向性の転換時には、このMT4チャートでの【ねじれ】の状態でトレード判断を行います。

MMAR単独のトレードポイント

 

【ねじれ】が急に起こっている場合は、レートの急伸急落の時で、その後の反動が起こりやすいので、注意が必要です。逆に徐々に【ねじれ】が起こっている場合は、トレードに適したトレンドになる事が多く、トレードするのであれば、このような段階的な【ねじれ】が理想です。この【ねじれ】が完全に完了せずに、途中で再度同じ方向に向き始めれば、その方向へのトレンドかレンジと言う判断になります。

MMAR単独トレードのねじれ

 

「MMARとGMMAの使い分け」の項目でもお伝えしましたが、この【ねじれ】はMACDの0ラインと似たイメージです。MACDも移動平均線をベースに作られているインジケーターですので、動きも相性も似ているわけです。

MMARとMACDの比較

 

そして次に【広がり】でトレード判断を行います。【ねじれ】ですぐにエントリーするのではく、18本の移動平均線間の広がりを待ちます。もしくは一度広がり、押し目や戻りでMMARが収縮し、【ねじれ】が起こらずに再度広がってきたタイミングを狙います。

MMARのねじれと広がり

またローソク足に注目し、MMARの中でローソク足が転換した時がトレードタイミングになります。このようにMMARは単独でトレード判断が出来ますが、初心者や経験が浅いトレーダーは、次の【平均足との組み合わせ】をご覧下さい。

 

平均足と組み合わせた手法

MMARはすでに解説した通り、単独でもトレード判断が出来るMT4インジケーターですので、出来るだけシンプルなインジケーターと組み合わせた方が効果的です。どんなに複雑なインジケーターを使っても、値動きをMT4で予測することなど不不可能であると考えていますので、インジケーターもなるべくシンプルなものを使った方が効果的なのです。

このインジケーターの弱点を補うとすれば、エントリータイミングの判断です。【ねじれ】は形であり、具体的なタイミングではありません。このタイミングをより具体的にするために「平均足」を利用します。

MMARと平均足の組み合わせたトレード方法

 

MT4に搭載されている平均足ではなく、この【MT4インジケーターBEST50】でも解説している「平均足スムーズド」を使うと良いでしょう。
参考ページ:平均足スムーズドが今すぐ使いこなせる実践解説!

MMARの基本的な使い方は同じで、平均足スムーズドの転換がエントリータイミングとなります。

 

MMARのダウンロード

ダウンロードは以下のリンクを右クリックし、【対象をファイルに保存】を選んで、任意の場所に保存して下さい。
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MT4とインジケーターのミニ知識<MT4でありがちなロット入力ミス>

MT4は使い慣れる事が大切ですが、その理由の一つが「取引ロット数の入力ミス」です。これはベテラントレーダーでもやってしまいがちなミスで、取引や通貨ペアごとに取引ロット数を変える場合、ついついMT4でロット数を変えるのを忘れ、前回の取引ロット数のままエントリーしてしまうのです。

予定のロット数よりも少なく間違えたなら、気づいた時点でロットを追加すれば良いのですが、多く間違えた場合は致命傷になりかねません。MT4チャートのターミナルウィンドウを見ればすぐにミスがわかるので、その場合はとりあえず決済してリスクを回避できます。しかし指値や逆指値を入れて、そのままターミナルを確認しなかったら、取り返しがつきません。

もちろんすぐに気づいても、ボラティリティが大きい相場では、ロット数の桁を大きく間違えていれば損失は想定以上に大きくなります。特にスキャルピングをしている方は、ほんの数秒でもその損失は大きくなってしまう事もあります。

これはMT4でエントリータイミングに集中し過ぎて、ロット数変更を忘れてしまうのが原因であることがほとんどです。MT4を使い慣れてくれば、ルーティンとして自然にロット数を確認するようになりますが、まだMT4に慣れていないうちは、必ずロット数確認を忘れないようにして下さい。

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