RCI_3Lineインジケーターとは

RCIは多くのトレーダーに利用されているインジケーターですが、そのRCIを短期・中期・長期の3本ラインで表示させ、よりエントリータイミングの精度を高めるインジケーターになります。RCIはMT4に入っていませんので、カスタムインジケーターとしてインストールしなければなりませんので、このRCI_3Lineをインストールしておけば、パラメーター設定で単独表示でも複数表示でも出来るようになります。

RCIは基本的にオシレーター系インジケーターですが、期間を変えることでトレンド系インジケーターとして使うトレーダーも多いです。しかしまずは基本的な使い方に慣れてから、必要に応じてMT4のパラメーターで期間を変えながら使いこなして頂ければと思います。

 

RCI_3Lineインジケーターの特徴

RCIは単独でも効果的なMT4インジケーターになりますが、どんなに効果的なインジケーターでも「ダマシ」は必ずあります。期間を変えて3本表示させることで、より相場の現状認識ができるようになり、「ダマシ」を回避する効果も高くなります。

RCI_3LineとRCI短期のみの違い

 

RCI_3Lineインジケーターのデメリットと解決方法

RCI_3Lineは同じRCIの期間を変えただけですので、どうしても完全に弱点をクリアできるわけではありません。RCIはオシレーター系インジケーターではありますが、トレンドにも柔軟に対応できるMT4インジケーターです。

しかしオシレーターの上下変動幅が決まっている以上、その変動幅を超える値動きにはどうしても対応し切れません。またMT4パラメーター設定期間にもよりますが、オシレーター系インジケーターの中でも、比較的エントリーサインが多いインジケーターになります。そのためこのRCI_3Lineの弱点をカバーするインジケーターは、トレンド相場時に変動幅を補完するものであり、さらにRCIの多いエントリーサインをさらに絞り込むものである必要があります。

 

RCIとRSIの違い

RCIと似たインジケーターにRSIがあります。どちらも同じオシレーター系インジケーターであり、固定変動幅を上下するラインで表示されますが、計算方法や使い方は全く異なります。このRCIとRSIの違いと特徴を理解しておきませんと、効果的なトレードが出来ません。計算方法や難しい理論などは知る必要はありませんが、ここで基本的な内容だけは理解しておいて下さい。

まず特徴の違いとしては、RCIの方がRSIと比較して動きがスムーズですので、今回のRCI_3Lineのように、複数期間のラインを表示させる事で、より俯瞰した分析が可能になるのです。RSIは動きが細かく、複数表示させても分析がしにくくなるだけです。またRCIは逆張り順張りどちらでも使えますが、RSIは逆張り専用と言ってもいいでしょう。

 

つまりRCI自体は逆張りのオシレーター系インジケーターですが、RCI_3Lineとして使う事で、トレンド系インジケーターにもなり得るのです。MT4で実際に使ってみる事でこのRCIとRSIの違いは実感できるかと思いますが、まずはこの基本的な違いだけは知っておいて下さい。

RCIとRSIの違い

 

またよりエントリータイミングの精度を高めるためにRCIとRSIを併用する方もいますが、あまりおすすめできません。もちろん併用する事で勝てるようであれば問題はないのですが、同じオシレーター系インジケーターですので、補完し合う要素が少ないのです。つまりエントリータイミングの精度を高めるメリットよりも、エントリーチャンスを逃すデメリットの方が大きいのです。

併用するよりも他のMT4インジケーターと併用した方が効果的なトレードが行える可能性が高くなります。RCIとRSIのどちらが自分のトレードスタイルに合っているかをまず判断する事が必要になります。実際にMT4にインストールして使ってみる事をおすすめします。

 

RCI_3LineインジケーターのMT4パラメーター設定

RCI_3LineのMT4パラメーター設定です。

RCI_3Lineのパラメーター設定

 

MT4パラメーター設定ですが、変更する項目は3つのラインの「期間」のみです。これは他のMT4インジケーターでも同じですが、まず使い慣れるまではデフォルト設定のままで使って下さい。変更するのであれば、短期線は[9]のままで、中期線と長期線のみを変更するようにします。短期線はMT4でエントリータイミングを決める上で重要なラインであり、最適値をデフォルトで設定してあるからです。

中期線と長期線を変更する事で、方向性の判断が変わってきますので、まずはデフォルトのままで使用し、実際にMT4でトレードしながら調整するようにして下さい。

 

RCI_3Lineインジケーターのトレード例

すでに解説しましたが、RCI_3Lineの弱点をカバーするインジケーターは、トレンド相場時にオシレーター系インジケーターの上下動幅を補完するものであり、さらにRCIの多いエントリーサインをさらに絞り込むものである必要があります。そこで相性が良いMT4インジケーターの一つ目が【ボリンジャーバンド】です。

 

ボリンジャーバンドを組み合わせたトレード方法

ボリンジャーバンドは元々トレンド系インジケーターとして開発されましたが、逆張り用として使う事が一般的となっています。つまりRCIの弱点である「トレンド相場時の変動幅」と「多いエントリーサインをさらに絞り込む」ために、トレンド系とオシレーター系の2つの機能を持つボリンジャーバンドが最適なのです。

具体的なトレード手法としては、まずボリンジャーバンドがミドルラインとσラインも同じ方向を向いている事が必須条件です。その方向にRCI_3Lineの短期線と中期線、もしくは短期戦と長期線がクロスしたポイントがエントリーサインとなります。

RCI_3Lineとボリンジャーバンドのロングエントリー

 

まずRCI_3Lineだけですと、どうしても100や-100に近づくとエントリーをためらいがちですが、トレンドで伸びる時はそんな変動幅は全く関係なくなります。しかしどこでそのトレンドの判断を行うかと言うと、それがボリンジャーバンドの向きなのです。

ボリンジャーバンドにトレンド傾向が出れば、その時こそRCI_3Lineの出番になります。短期線の反転だけでは「ダマシ」が多くなりますので、「クロス」まで待つ事で、エントリーを絞り込むわけです。必ず短期線とのクロスでエントリーして下さい。中期線と長期線のクロスでは、エントリータイミング的に遅くなってしまいますので、必ず短期戦と中期線、もしくは短期戦と長期線のクロスでエントリーするようにして下さい。

決済はエントリーしたクロスの逆クロスで良いでしょう。この例はロングエントリーですが、ショートエントリーは以下のパターンです。

RCI_3Lineとボリンジャーバンドのショートエントリー

 

MACDを組み合わせたトレード方法

そしてもう一つは、MACDと併用したトレードです。MACDもトレンド系とオシレーター系の2つの機能を持つインジケーターですので、RCI_3Lineの弱点をカバーしてくれるインジケーターの一つです。

トレードの考え方はボリンジャーバンドと同じで、MACDがシグナルより上で推移し、上昇方向であればRCI_3Lineの短期線と中期線、もしくは短期戦と長期線のクロスでエントリーになります。

RCI_3LineとMACDのロングエントリー

 

ショートエントリーはその逆になります。

RCI_3LineとMACDのショートエントリー

 

ボリンジャーバンドを使うかMACDを使うかは、どちらが使いやすいかですので、どちらでも大差はありません。実際にMT4で使ってみて、相性が良い方を使って下さい。

 

RCI_3Lineインジケーターのダウンロード

RCI_3Lineのダウンロードは以下のリンクを右クリックし、【対象をファイルに保存】を選んで、任意の場所に保存して下さい。
RCI_3Lineをダウンロードする

 

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MT4とインジケーターのミニ知識<MT4に表示させるインジケーターは2つか3つで十分>

初心者のトレーダーにありがちですが、MT4のチャート画面が見にくくなるくらい多くのインジケーターを表示させる方がいますが、インジケーターを多く表示させたからと言って勝てるようになるわけではありません。逆にインジケーター同士が補完し合うのではなく、ぶつかり合う事で効果的なトレードが出来なくなる可能性が出てくるのです。つまりエントリーの精度を高めようとして、いくつもインジケーターをMT4に表示させる事で、それが精度を高めるのではく、エントリーチャンスを逃す事につながってしまうのです。

為替レートをインジケーターで完全に予測する事は出来ませんので、精度を限りなく高めようとしても意味がないのです。優位性を高める事は必要ですが、必要以上のインジケーターを表示させる必要はないのです。

MT4インジケーターでテクニカル分析を行う上で、必要な情報は「方向性」「値動きの大きさ」「トレードタイミング」の3つです。簡単に言えばこの3つの情報さえ分析できればいいわけです。それでしたらMT4に表示させるインジケーターは2つか3つで十分なはずです。同じような特徴と効果があるインジケーターをいくつも表示させても、得られる情報も同じなのです。不要なインジケーターを表示させても、効果があるどころか邪魔なだけなのです。

FXはシンプルに考え、シンプルにインジケーターをMT4に表示させた方が勝てるという事を覚えておいて下さい。

MT4使いこなしマニュアル

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MT4操作方法(初心者編)
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カスタムインジケーターをMT4にインストールする方法